銀河英雄伝説とロンメル元帥

2011-05-28
ロンメル元帥15年以上前、知人と数話だけ見た「銀河英雄伝説」を今週、1話から110話まで、一気に見ました。面白くて、睡眠時間を削って見てしまいました。(笑)

銀河帝国と自由惑星同盟の戦いをラインハルト・フォン・ローエングラムとヤン・ウェンリーという2人の天才を中心に描いているSFアニメですが、歴史小説のような趣があり、アニメとはいえ、古代ギリシャからの人類のテーマである民主政治と専制政治や、国家と個人、権謀術数、戦いの駆け引きなどが描かれており、とても面白く見る事ができました。



銀河帝国側の人物名がドイツ名だったこともあってか、見ながらすぐに頭に浮かんだのが、第二次世界大戦中に北アフリカ戦線で「砂漠の狐」の異名をとったドイツ軍のエルヴィン・ロンメル元帥です。圧倒的な戦力を誇るイギリス軍を巧みな戦略、戦術によって打ち破り続けています。ロンメルは当然、ナチス下のドイツ軍人ですが、騎士道精神に溢れた人だったようで、捕虜を丁重に扱い、ヒトラーの捕虜虐殺命令を無視したり、信念によってナチスへの入党もしていませんし、ユダヤ人の虐殺にも関与していません。天才的な軍事能力に加え、こういった人物像もあってか、ドイツ国内で英雄視されただけでなく、連合国側からも尊敬を集めた軍人です。

ロンメルの最期は、濡れ衣ですが、ヒトラー暗殺未遂の疑いをかけられて、自殺を強要され、自殺しています。

ロンメルの天才的な戦略や戦術、敵からも尊敬を集めるところや、自分自身の信念を貫いたところなど、銀河英雄伝説に登場する人物らと重なり、余計、面白く銀河英雄伝説を見る事ができました。



他にもゴールデンバウム王朝の腐敗やローエングラム王朝の立役者の1人であるオスカー・フォン・ロイエンタールが反乱に追い込まれていく場面など、中国の秦から漢へと王朝が移るところと重ねてみたり、オーベルシュタインを石田三成と重ねたり、実際の歴史と重ねながら見るととても楽しいです。もっとも民主政治の腐敗が現在の日本と重なってしまうのは悲しいところですが・・・。



また、戦場での駆け引きは相場にも似ていたりと、とにかく面白かったです。銀河英雄伝説を見た事が無い方は、是非、一度、見てみて下さい。おすすめです!!!



スポンサーサイト
tag :
コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://yamuralife.blog.fc2.com/tb.php/525-b3288105

<< topページへこのページの先頭へ >>