1ドル75円そんなに単純にいくのか?

2011-03-13
まずは今回の東北大地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に被災された方々にお見舞い申し上げます。僕の住む長野県でも12日の午前4時ごろ北部で強い地震があり、明け方は緊急エリアメールで携帯が鳴りっぱなしになり恐怖感を覚えましたので、被災地の方々の恐怖と悲しみを考えると本当に胸が痛みます。テレビで流れてくる映像はこの世のものとは思えず、正直、僕自身はまだ呆然とした感じで感覚的に現実に起こっている事に対してピンときていません。一人でも多くの方のご無事をお祈り申し上げます。



金曜日、地震が起きてからドル円は83円台から81円台へと急落しました。保険会社が保険金支払いの為に、巨額の外貨資産を円転するとの思惑から、円が買われたという事のようです。ロイターで報じられていましたが、米著名投資家のデニス・ガートマン氏が今回の地震により海外から還流する円資金は膨大なものになるので、今後、数日から数週間以内に1ドル75円に達するという見方を示したそうです。



確かに阪神淡路大震災の時には震災後円高になり79円台をつけていますし、今回も11月からの保ち合いのエネルギーが全て下に放たれたとして計算すると75円台が算出されますから、1ドル75円台の可能性も否定はできません。しかし、僕は、そんなに単純にはいかないような気がしています。



金曜日も上から下へと派手に動きましたが、所詮はレンジの範囲内での動きです。金曜日の終値が81円台前半であれば、1ドル75円台という見方も、ある程度、支持できますが、現時点ではまだレンジの中である事は確かです。既に80円割れは秒読みといったような意見も聞かれますが、まだ、そう考えるのは早いように思います。



明日からの動きですが、僕個人は円高圧力が高ければ80円台ミドルへの下落ですが、基本的には81円台後半から82円台前半での地味な動きになるのではないかと想像しています。つまり今までの保ち合い相場に沿った動きを今のところメインシナリオに据えています。



今回の地震には円高要因も円安要因もあります。金曜日の動きから円高要因にだけスポットを当てて相場を捉えるのは危険だと思います。常に先入観を持たずに、その時、その時の動きについていけるように心がけたいと思います。

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