非正規社員

2011-02-13
最近よく耳にする「非正規社員」という言葉が僕はあまり好きじゃないです。正社員に対して非正規社員、なんかそんな階級というか身分が作られてきてしまったような感じを受けてしまいます。今日もNHKの無縁社会についての番組の中でも非正規社員という言葉が頻繁に出てきていました。一般的に正社員に対して非正規社員の待遇は良くないわけで、正社員に比べると何かと不利です。でも実際に会社の現場を動かしているのは非正規社員だったりするわけで、そんな状況に僕はとても違和感を感じてしまいます。



やはり「同一労働同一賃金」であるべきだと思います。非正規社員を正社員雇用するのではなく、現在の日本の正社員という階級制度を辞めてしまえば良いのにと個人的には思ったりしてしまいます。無くすべきは非正規社員ではなく正社員という制度だと思うのです。日本はなんだかんだ言いながらも、未だに終身雇用の年功序列です。この雇用システムが高度経済成長を支えたんだろうけれど、今では、このシステムが諸悪の根源のような気がします。どんなに雇用対策を行っても、この雇用システムがある限り、根本的には何も解決しないのではないかと思ってしまいます。



財政、防衛、社会保障、教育等々、あらゆる分野で日本は国難とも言うべき状況に直面しているわけですが、その根本的な原因は、現在に通用しなくなった古いシステムを使い続けている事にあると思うのです。ところが、このシステムを変更する事は至難の技です。システムを変更しようとすれば、当然、利権を失う人たちが沢山出てきますから大きな抵抗に遭います。結果として病巣を取り除くのではなく対処療法について「あーでもない、こーでもない。」と議論が続きます。現状では独裁者でも出てこない限りシステムの変更は不可能でしょう。



「黒船」がやって来たり、戦争に負けたりと大きな外圧によって日本は国や社会のシステムを変えてきました。現在、日本国の財政破綻が現時味を帯びつつありますが、実際にそれが起これば大きな社会混乱になるでしょうし、我々国民は暫くは苦しい生活を強いられるのかもしれません。しかし、それによって初めて国のシステム変更、つまり本当の意味での改革が可能になるような気がします。



「無縁社会」も根本は古くなってしまった社会システムを使い続けている歪みから生まれてきているように僕は思います。「黒船」が財政破綻なのか北朝鮮からのミサイルなのか分かりませんけど、いずれ大きな外圧によって、国や社会のシステム変更が起こると思います。きっと、その時には若い世代から凄く優秀な人たちが現れて日本は生まれ変わるような気がします。もっとも、生まれ変わった日本がどんな日本なのか僕には想像もつきませんが・・・。



NHKの「無縁社会」を見て、番組の趣旨とは違いますが、ふと、そんな事をを考えてしまいました。

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