121円台
日銀は結局、利上げを見送りました。
お客様の所へ打ち合わせに向かう途中、昼過ぎに携帯でドル円のレートをチェックした時に、急にドルが上がり出していたので、「あれ?もう、利上げ見送りが発表になったのかな?早すぎるよな~、何かあったのかな?」と思ったんですが、日銀の発表前に、NHKで利上げ見送りの報道があったみたいですね。
今回は利上げだとか、利上げ見送りだとか、色々なところで事前に報道があったわけですが、こういった情報は、どこから出てくるんだろうか?
さんざんドタバタした挙句、利上げ見送りとなったわけですが、政府の圧力に負けたようにも見えるし、いずれにしても海外から見た時に日銀の信用が損なわれはしなかったかと、少し心配になってしまいます。
結果として、特に福井総裁の会見後、円は売られ、ドル円、ユーロ円、ポン円、みな急上昇しました。
ドル円は121円台に乗り、一昨年の高値121.38を越え、一時、121.44に達しました。僕は個人的に121.3を一つの目処として考えていたので、121.3を越えた後、一旦、少し下がってきたところで、また、ドルの買い増しを行いました。
先日から書いている通り、ドルは買われ過ぎで、反落の危険はありますが、121.38を越えた以上、このまま、大きな調整が入ることもなく、122円を目指す可能性の方が高いのではないかと思っています。
僕はドルロングポジションを119.60から積み上げてきているので、もちろん、さらなるドル上昇を祈っていますが、大切な事は、反落した場合の対処を常に準備しておく事だと思います。
今日の時点では119円ミドルまでの下落を視野に入れつつ、さらなるドル上昇を祈りたいと思います。